東京郊外は都心と比べて豊かな自然が広がるエリアが多く、中でもおすすめできるスポットが多くあります。

エリアそのものの暮らしやすさというのもありますが、おすすめスポットに行って豊かな自然と触れ合うことによる楽しみというのもあるでしょう。

そこで今回は、東京郊外で楽しめる豊かな自然があるおすすめスポットをご紹介します。

郊外とはいえ東京にもこんなに自然があるんだということが分かれば、もう一度訪れたくなるでしょう。

豊かな自然が広がるおすすめスポットを探しているなら、是非とも参考にしてみてください。

1. 高尾山

高尾山とは都心から手軽にアクセスできるおすすめのスポットであり、手軽に豊かな自然と触れ合える場所として非常に人気が高い山です。

高尾山は自然研究路の1~6号路や稲荷山を回って山頂に登るコースと、リフトやケーブルカーを使って山頂に行く方法があります。

高尾山は世界でトップクラスに登山者数が多い山として人気を博しており、季節に関係なく登山者でいっぱいになっています。

登山者がここまで多いのは、都心から約1時間でアクセスできる利便性の高さや綺麗に整備された登山道、そしてリフトやケーブルカーで誰でも手軽に山頂まで行けることでしょう。

特に年齢を重ねた人でも山を登り慣れていない人が手軽に山頂からの眺めを満喫できたり、登山者が登りやすいように登山道が整備されているのもポイントです。

1-1. おすすめポイント

おすすめのポイントは、やはり山頂からの眺めと登る最中で満喫できる自然です。山頂からは富士山や丹沢山などの山を一望できます。

高尾山へ簡単にアクセスできるだけでなく、だれでも手軽に富士山などの山を一望できるのは他の山にはない大きなポイントです。

さらにほかの山と比べて標高が低いにも関わらず、様々な動植物と触れ合えるのもおすすめのポイントになります。

登山道を登るのは大変かもしれませんが、その間には約1600種類もの植物が自生していると言われており、四季折々の植物と触れ合うことができます。

ムササビを初めとした動物や野鳥の姿も見られるなど、多くの見どころがあります。

パワースポットとしての人気も高いなど、一度は訪れてみたいスポットだと言えるでしょう。

1-2. 基本情報

  • 所在地:〒193-0844 東京都八王子市高尾町
  • 標高:約599m

1-3. アクセス

高尾山へアクセスするには、京王線を利用して高尾駅まで移動するか、高尾山口まで移動するかのどちらかになります。

新宿から京王線を利用すれば乗り換えることなく直通でアクセスすることが可能であり、高尾山へアクセスするなら『高尾山きっぷ』というのを利用するのがおすすめです。

高尾山きっぷとは京王線と井の頭線の各駅の自動券売機で購入できるもので、電車往復乗車券に加えてケーブルカーまたはリフト往復乗車券、または片道乗車券が年齢に関係なく2割引きで購入できます。

当日のみ有効なので、高尾山に行ってリフトやケーブルカーを利用するのであれば購入しておいて損はないでしょう。

2. 御岳山

御岳山は古くから山岳信仰の対象になっている山で、新緑の中の自然を思い切り楽しむことができます。

ケーブルカーを利用すれば日帰りも可能なので、手軽に頂上付近まで行けるのも大きなポイントです。

もともと青梅市は市内の60%以上が自然に囲まれた地域であり、まさに自然とともに暮らすにはもってこいの場所だと言えるでしょう。

頂上付近へ行くためには新緑の山の中を進むことになりますが、深い森の中を迷わず進めるように散策路が綺麗に整備されています。

標高900m超を登りきるとなるとかなり大変そうに思えますが、頂上付近にある「長尾平展望台」までの道のりはそこまでアップダウンがありません。

展望台へ行くだけなら登山に慣れていない人でも手軽に登ることができるでしょう。

長尾平展望台から上に続く道は急勾配になっているので、きちんと登山をするための準備が必要です。

苦労して山上まで登ると、大口真神と呼ばれる御犬様を祀っている武蔵御嶽神社にたどり着きます。

2-1. おすすめポイント

新緑に囲まれた御岳山の景色そのものがおすすめのポイントでもありますが、それよりもおすすめしたいのは長尾平展望台に向かう途中にある「神代ケヤキ」、長尾平展望台からの眺め、武蔵御嶽神社に向かう途中にある「ロックガーデン」や「七代の滝」、「綾広の滝」、「お浜の桂」、「天狗の腰掛け杉」、そして武蔵御嶽神社から見える初日の出です。

長尾平展望台に向かう途中には樹齢1000年以上の神代ケヤキがあります。

これは国の天然記念物にも指定されている大木であり、ここを過ぎると長尾平展望台にたどり着きます。

長尾平展望台から見える景色は天気が良ければ横浜まで見渡せる絶景スポットとなっており、これだけでも見る価値があるでしょう。

本格的な準備が必要になる武蔵御嶽神社へ続く道の途中には、大小7段に分かれて流れる七代の滝があります。

急傾斜になっているので要注意ではありますが、深い森の静寂の中で流れる滝の音は非常に清涼感が感じられるでしょう。

七代の滝を後にして奥に進むと、今度はエメラルドグリーンを思わせる大小様々な大きさの苔むした岩石が佇むロックガーデンにたどり着きます。

そしてロックガーデンより上流を進むと、武蔵御嶽神社の神域である神聖な滝の綾広の滝があります。

綾広の滝の横には小さな鳥居とともに祓戸乃大神が祀られていて、その滝のすぐそばには樹齢300年以上のお浜の桂の木があります。

そして武蔵御嶽神社の近くにはまさに天狗が腰掛けられる特徴的な枝が伸びる天狗の腰掛け杉があり、山のご神木としても崇められています。

頂上の武蔵御嶽神社は毎年初日の出を見るために参拝客が訪れる場所で、御犬様が祀られていることから愛犬と一緒に神社まで参拝する人も多いです。

2-2. 基本情報

  • 所在地:〒198-0001 東京都青梅市御岳山
  • 標高:約929m

2-3. アクセス

御岳山へアクセスするには基本的にケーブルカーを利用するもので、JR青梅線を利用して青梅駅まで移動した後、そこから御嶽駅まで移動します。

そして御嶽駅からバスに乗って終点のケーブル下まで行きます。

さらにケーブル下の滝本駅から御岳登山鉄道ケーブルカーを利用して御岳山駅まで移動した後、約30分かけて山頂の武蔵御嶽神社までアクセスします。

青梅線を利用することで都心から1時間半ほどかければアクセスできるので、アクセス手段としては秀でている方だと言えるでしょう。

3. 奥多摩湖

奥多摩湖は東京のオアシスと呼ばれている場所で、東京都における貴重な水源となっています。

元々奥多摩湖を中心とする周辺は小河内村と言われていて、ダム建設によって人工的に作られた貯水湖です。

その貯水量は全部で約1億8000万トンとされていて、東京都に住む人たちが利用する水の約2割を奥多摩湖で支えています。

奥多摩湖の周辺には観光施設が多くあるため、訪れた人々に親しまれています。

奥多摩湖の見どころは、奥多摩湖の浮き橋と山のふるさと村、そして水と緑のふれあい館があることです。

青梅街道と奥多摩周遊道路を結ぶ奥多摩湖の浮き橋は渇水状態だと渡ることはできませんが、渡れる状態だと浮き橋の上から奥多摩湖の景色が見られます。

上から見る景色とはまた違った景色が見られるので、一見の価値があるでしょう。

そして山のふるさと村は自然公園施設の一つで、自然への親しみや関心を深めることができます。

水と緑のふれあい館では、3Dシアターやビデオなどで奥多摩の自然や郷土の歴史、ダムの仕組みなどを分かりやすく説明してくれます。

3-1. おすすめポイント

奥多摩湖のおすすめポイントは、人工的に作られた湖にも関わらず海を思わせる広大な湖と自然が合わさった風景が見られるところでしょう。

さらにこの景色は季節によって姿を変えるのも非常に印象的です。

静かに流れる湖面に山稜がうつるのですが、春は桜が咲く華やかな風景がうつり、夏は青々とした新緑が広がる景色がうつります。

秋は色鮮やかな紅葉が見られ、冬は艶やかな美しい景色が見られるなど屈指の観光スポットと言えるでしょう。

他にも、山のふるさと村で様々な楽しみ方があることが挙げられます。

山のふるさと村は自然への親しみや関心を深めるためだけの施設ではなく、ビジターセンター、クラフトセンター、宿泊施設、バーベキュー施設、キャンプ場と様々なことができます。

奥多摩湖の雄大な自然が見られるところでキャンプやバーベキューを楽しんだり、陶芸や木工、石細工など、ここでしかできないことができるでしょう。

3-2. 基本情報

  • 所在地:〒198-0223 東京都西多摩郡奥多摩町原

3-3. アクセス

奥多摩湖までアクセスするには、新宿駅や東京駅からJR青梅線を利用して奥多摩駅まで移動します。

そこから奥多摩駅から奥多摩湖行きバスに乗り、15分ほどで奥多摩湖にたどり着きます。

青梅線一本でアクセスできるので、アクセス手段には困りません。

4. 雲取山

雲取山は東京都・埼玉県・山梨県の境界に位置する東京郊外の中でも珍しい山で、日本百名山の一つでもあります。

雲取山の登山道へはバス停から歩かなければならないので大変ですが、標高2000m以上の山頂まで登りきるためには相応の準備をしていかなければなりません。

2000m以上の山を登るということで中級者向けのコースとなっていますが、しっかりとした装備をして宿泊施設を利用することで初めて登山を経験する人でも登れるようになっています。

雲取山を登るにあたって注目したいのが、名物のダンシングツリー、七ツ石神社、三峯神社、三条の湯です。

雲取山は季節によって登りやすさが大きく変わります。

夏場は蒸し暑く虫も多く、冬は積雪のせいで思うように登れないことが多くなるでしょう

冬場は雪が降り積もった神秘的な景色を見ることができますが、滑ったりしないように雪に対する装備は確実に必要です。

逆に言えば雪に対する装備が万全の状態であれば、神秘的な景色が見られるので一見の価値があるでしょう。

慣れないうちは5月~初夏、もしくは10月~11月にかけて登るのがおすすめです。

慣れれば日帰りで登山を楽しむことができますが、慣れないうちは宿泊を予定に入れた計画を立てる必要性があります。

山頂の雲取山荘、温泉がある三条の湯、コースの途中にある七ツ石小屋などの宿泊施設が多くあるので、初心者にもおすすめです。

4-1. おすすめポイント

雲取山のおすすめポイントは、日本百名山の一つに選ばれるだけあって山頂からの眺めが非常に素晴らしいことでしょう。

景色を遮るものが何もないので、東京方面はもちろん埼玉方面や山梨方面の景色が一望できます。

富士山や南アルプス、関東平野などを一望できることから東京都の最高峰だと言われています。

山頂からの眺めを見ると、2000m以上の登山道を苦労して登ってきた甲斐があったと思えるでしょう。

元々奥多摩は植林や自然林が広がっており、雄大な自然が見られるのも大きなポイントです。

山頂のすぐ下には花畑が広がっていて、季節によってはミツバツツジなどの様々な花を見ることができます。

また、雲取山の楽しみ方はそれだけではありません。

登山道の途中にあるダンシングツリーは雲取山名物と言われていて、まるで踊っているように見えます。

登山道の途中でサルやカモシカに遭遇できる可能性もあるので、登山途中でも様々な楽しみがあります。

疲れた身体を癒したい時は、周辺に原生林がある三条の湯を利用するのがおすすめポイントです。

三条の湯は雲取山の南西の麓にあり、ナトリウムを多く含んだ天然の温泉で登山の疲れをゆっくりと癒すことができます。

基本的には青々とした原生林を眺めながら優雅な一時を過ごすことができますが、季節によってはツツジや紅葉なども見られるなど風流な入浴ができるでしょう。

行きの登山で疲れた身体を癒すのも良し、帰りに疲れた身体を癒すのも良しと贅沢な登山が楽しめます。

4-2. 基本情報

  • 所在地:〒198-0211 東京都西多摩郡奥多摩町日原
  • 標高:約2,017m

4-3. アクセス

雲取山までアクセスするには、新宿駅や東京駅からJR青梅線を利用して奥多摩駅まで移動します。

そこから奥多摩駅から鴨沢西行きのバスに乗って、鴨沢停留所で降ります。

そこから国道411号線沿いに歩いていくと登山道への入り口があるので、そこから雲取山へ登りましょう。

5. 狭山池公園

狭山池公園は多摩川50景に選ばれ、お金をかけずに豊かな自然が見られるスポットとして人気を博しています。

特に狭山池公園は釣りが楽しめるスポットとして有名ですが、釣れるのはフナやザリガニ、モツゴのみとなっています。

鯉もいますが鯉釣りは禁止されており、ルアーやリール釣りも禁止されているなど徹底して鯉を保護しているのが特徴です。

他にも自然観察池、庭園鑑賞池、釣りができる釣り池に分かれていて、釣り池以外で釣りを楽しむことはできません。

5-1. おすすめポイント

狭山池公園のおすすめポイントは、季節によって様々な景色が見られることでしょう。

特に狭山池公園には桜の木が約50本植えられているため、春には満開の桜が咲き誇る景色が見られます。

同時に花見も楽しめるなど、桜の名所としてもおすすめのスポットとなっています。

鯉釣りは禁止されているものの、それ以外のフナやザリガニ、モツゴを釣ることはできるので近くで手軽に釣りを楽しみたい人にもおすすめです。

特に釣り池には釣りに集中できるようにござまで敷かれている上、子どもも釣りが楽しめるようになっています。

また、池の周辺には豊かな自然が広がっており、森林浴が楽しめる散歩コースとしてもおすすめです。

5-2. 基本情報

  • 所在地:〒190-1221 東京都西多摩郡瑞穂町大字箱根ケ崎712番地

5-3. アクセス

狭山池へアクセスするには、まず中央線を利用して八王子まで移動した後に八高線へ乗り換えます。

八高線に乗り換えたら箱根ヶ崎駅まで移動した後、徒歩10分ほどでたどり着きます。

乗り換えが必要ではありますが、複雑な移動をするわけではないのでアクセスしやすいと言えます。

東京郊外の自然が豊かなおすすめスポットまとめ

東京郊外は基本的に自然が豊かなエリアが多くありますが、中でもおすすめの自然豊かなスポットがあります。

山や池、湖など絶景が楽しめるスポットが多く、都心にはないような豊かな自然の中で楽しむことができるでしょう。

山は基本的に準備が必要になりますが、頂上からの眺めは非常に良い思い出になります。

都心から手軽にアクセスできる場所におすすめのスポットがあることも多いため、興味がある人は是非ともおすすめのスポットに行ってみてはいかがでしょうか。

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