「子育てをするなら郊外でのびのび育てたほうが良い」

「教育の選択肢は都心の方が多い」

といった子育て環境に関する情報を聞いたことはありませんでしょうか?

もちろん子育て環境に関しては都心・郊外の双方にメリットとデメリットがあり、家庭状況によっても理想の子育て環境は変わってきます。

でも、「結局はウチの家庭にはどちらが良いの?」と思ってしまいますよね。

ということで、今回は「郊外での子育て」にスポットを当てて、「郊外で子育てしやすい街」や「郊外のメリット・デメリット」「都心での子育てとの比較」に関して紹介していきたいと思います。

東京郊外の子育てしやすい街4選

まずは、東京郊外で子育てをしやすい街について実際に見ていきましょう。

  1. 立川(西東京方面)
  2. 多摩センター(西東京方面)
  3. 海浜幕張(千葉方面)
  4. 川越(埼玉方面)

それぞれ、個性的なスポットに囲まれており魅力溢れる街ばかりです。

1. 立川(西東京方面)

JR中央線で新宿まで最短で30分以内というアクセスの良さが立川の魅力です。

駅から徒歩10分圏内に昭和記念公園という国営公園があり、緑に囲まれた郊外らしい環境で子育てをすることが可能。

加えて最近は再開発が進んでおり、伊勢丹やビッグカメラに加えて、IKEAなどもオープンしている注目の街です。

2. 多摩センター(西東京方面)

多摩ニュータウンというベッドタウンに近いにも関わらず、京王線で新宿まで40分かからないというアクセスの良い多摩センター。

駅のすぐそばに多摩中央公園という大きな公園があり、自然に親しみながら暮らすことが可能。

加えて駅近くにサンリオピューロランド・極楽湯・ニトリなどファミリーには嬉しい施設が揃っています。

3. 海浜幕張(千葉方面)

京葉線の快速に乗ると東京駅まで30分ほどアクセスできる海浜幕張。

幕張メッセがあり、毎日のようにイベントが開催されている賑やかな街です。

駅から5分ほどの場所にある幕張海浜公園は、その名の通り海に面しており美しい芝生と海の両方を堪能できます。

イオンモールや三井アウトレットパークがあり、大抵の買い物ができてしまうのも魅力の1つ。

4. 川越(埼玉方面)

川越は、東武東上線で池袋まで30分ほどの場所にあります。

小江戸(こえど)と呼ばれ江戸時代に城下町として栄えたため、いまでも江戸時代の面影を残す蔵が立ち並んでおり、フォトジェニックな景観が楽しめる街です。

また、駅直結のショッピングセンター「エキア」には飲食店や薬局などが入っており、非常に使い勝手が良く、駅前にはスーパーも数店舗あるのがファミリーには嬉しいところ。

東京郊外で子育てするメリット・デメリット

東京郊外で子育てには、メリットだけでなくデメリットもあります。

「子供にとっては良い環境だったけど、親が辛くなってしまった」ということが無いよう、事前にメリットだけでなくデメリットに関しても確認しておきましょう。

メリット

今回は東京郊外で子育てをする5つのメリットを紹介します。

  1. 家賃を抑えられる
  2. 広い間取りに住める
  3. 自然環境が近い
  4. 車生活がしやすい
  5. 待機児童が少ない

まとめると、郊外エリアは地価が安く、住居も教育環境も広く使うことができ、のびのびとしているのがメリットと言えます。

5つのメリットに関して、1つ1つ詳しくみていきましょう。

1. 家賃を抑えられる

郊外エリア賃貸の一番の魅力として、「家賃が抑えられるという」ということが挙げられるでしょう。

正直なところ「本当は都心に住みたいけど、家賃的に仕方がなく郊外を検討している」という方も多いと思います。

では、実際には都心と郊外でどれくらい家賃が違うのでしょうか?

ファミリーに人気の2LDKの家賃相場を見てみると、新宿区24.15万円、品川区21.85万円、立川市9.3万、福生市7.1万と2倍以上の開きがある状況であるということが分かります。(2019年6月時点/CHINTAI家賃相場より)

2. 広い間取りに住める

また、郊外エリアは年円リアと比べると、同じ家賃で広い間取りの部屋に住むことも可能です。

例えば、新宿区では1LDKの平均家賃が15.85万円なのに対して、武蔵野市では2LDKの平均家賃が15.2万円となっています。(2019年6月時点/CHINTAI家賃相場より)

一部屋多いというのはファミリー世帯にとっては大きな違いですよね!

子育てをする際は、子供服や学用品など広い収納スペースは必須となってきます。

また、子供が成長した際の学習スペースなども考慮する必要がありますので、ファミリーでの賃貸利用を考えているのなら広い間取りを検討しておく必要があります。

3. 自然環境が近い

東京郊外で子育てをする際に大きなメリット1つが「自然環境が近い」ということです。

昭和記念公園(立川市)・幕張海浜公園(千葉市)など規模が大きく個性豊かな公園が数多くあり、休日に出かけるのにはピッタリ。

都心部にも新宿御苑(新宿区)・代々木公園(渋谷区)など大きな公園がありますが、公園近くはビジネス街だったり、駅近だったりで家賃が高いのが難点。

その反面、郊外エリアでは緑豊かな公園の生活圏に住むことができます。

また、賃貸の庭付き一戸建てを狙うという方法もあるでしょう。

4. 車生活がしやすい

都心部は電車やバスなどの交通網が発達しているので、車を買う必要はないと考えている方が多いかもしれませんが、子育てにおいて車は大活躍します。

子供が幼稚園や学校で何かあった際の送り迎えや、日用品の買い出しなど、車があればよりスムーズに進められる場面が多いでしょう。

郊外エリアの賃貸物件は、あらかじめ駐車場が付いていたり、安く借りられることが多いのでファミリー世帯に優しいですね。

5. 待機児童が少ない

 

東京の待機児童数は5,358人となっており、2位の沖縄(1,732人)と比べてもダントツの多さとなっています。

中でも世田谷区、大田区、江戸川区を中心とした23区の待機児童が多い傾向で、都心部は待機児童が多いと言えます。(出典:厚生労働省 平成 30 年 10 月時点の保育所等の待機児童数の状況について より)

通勤に便利な都心は、子育て世帯やシングルマザーへの人気が高いため、保育所等の入所への競争が激しくなっています。

その反面、郊外エリアは待機児童が少なく子育てがしやすい環境です。

デメリット

郊外での子育てのデメリットに関して、2点紹介します。

  1. 交通の便が悪い
  2. 教育の選択肢が狭まることも

それぞれのデメリットに関して、詳しい内容を見ていきましょう。

1. 交通の便が悪い

郊外エリアの一番のデメリットは交通の便が悪いということ。

どこに通勤するかにもよりますが、電車に乗る時間だけでなく、ドアtoドアでどれくらいの時間がかかるのかを事前に調べておく必要があります。

乗る路線によっては長い時間満員の状態で通勤しなくてはいけないこともありますので、実際の通勤時間にどれくらい混むのかも併せて確認しておきましょう。

2. 教育の選択肢が狭まることも

先ほど、郊外エリアは待機児童が少ないというメリットを紹介しましたが、小学校から大学までの教育に関しては都心エリアの方が選択肢が広い場合が多いです。

私立の学校や一貫校も数多くありますので、子供の将来の教育に関しても考慮に入れて住む場所を選ぶ必要があります。

東京郊外の子育てしやすい街を探すためのポイント

子育てをする際の街選びは一人暮らしやカップルで暮らすのとは違って、特に注意すべきポイントがあります。

子供の成長と共に状況はドンドン変化していきますので、先を見越したうえで街選びをするのがポイント。


具体的に気をつけるべき4つのポイントを紹介しますので、確認しておきましょう。

1. 教育環境は整っているか

まず、大前提としてどのような教育環境があるのかを確認しておきましょう。

幼児期の子供がいる場合は厚生労働省のHPに待機児童の数が出ていますので参考にするのをおすすめします。

また、地域にどんな小学校・中学校があるのかの確認も必要。

小中までの進路は、私立に行かない場合、住む場所によってある程度決まってしまいますので、慎重な判断をしましょう。

加えて「地域にどのような学校があるのか?」だけではなく、「通学路は安全か?」「子供が遊ぶ公園はあるか?」といったことも併せて確認しておくと安心です。

2. 自治体からの補助はあるか?

子育て世代に対しては自治体ごとの補助制度があることがあります。

入園料の補助・保育料の補助・延長保育の支援などそれぞれ特色がありますので、事前に確認しておくと良いでしょう。


調べる際は各自治体のHP・窓口・電話などを利用するのが便利です。

3. 買い物する場所や病院は近くにあるか?

子育てをするうえで毎日のように利用するのが日用品を買うスーパーなどの施設。

自宅との距離だけでなく、品揃えや学校などとの導線なども考慮しましょう。

また、子供が小さいうちは病院も近くにあると安心です。

4. 休日に楽しむレジャーはあるか?

育ち盛りの子供が、休みの日も家にずっといると疲れてしまいます。

休日に出かけられるレジャー施設や公園なども確認しておくのがオススメ。

子供だけでなく、両親も楽しめるような場所を探しておくと、より良いでしょう。

東京郊外と都内の子育て環境の違い


東京都内と郊外での子育てには、それぞれメリット・デメリットがありますが、まとめると次のような違いがあると言えます。

都内での子育て:  選択肢が豊富・刺激が多い
郊外での子育て:  のびのび育てられる・自然が多い

東京都内は、私立校や中高一貫校など教育の選択肢が広いのが特徴です。

加えて、美術館や博物館などの文化施設も充実しているので、子供に色々な体験をさせて刺激的な子育てができるでしょう。

また、通勤時間が短くなれば親子の時間が取りやすくなるという特徴も。

それに対して、郊外での子育ては広い間取りの家でのびのびとした子育てができるのが特徴。

休日には車を使って出かけたり、周囲の自然に触れたりと街全体を大きく使っての子育てができるでしょう。

まとめ

理想の子育て環境は「勤務地はどこなのか?」「転勤や引っ越す予定はあるのか?」「共働きするのか?」などの条件によっても変わってきます。

子供だけでなく、家族全員が満足して暮らせる環境を見つけることが重要になってきますので、十分話し合いを重ねた上で決定していきましょう。

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