今回は、住宅街が広がる向丘にスポットをあててみます。

「向丘(むこうがおか)」という地名は、上野の忍ヶ岡あたりから不忍池を隔て、「向こう側に開ける台地」ということ由来とされています。

かつて夏目漱石が住んでいたことでも有名で、あの「坊ちゃん」はこの向丘で執筆されました。

周辺環境としては学校や教育機関、お寺などが非常に多い閑静な住宅街が中心となっています。

特に学校は東京大学弥生キャンパス、日本医科大学、文京学院大学といった大学をはじめ、都内屈指の名門小学校である誠之(せいし)小学校といった有名な学校が揃っています。。

環境から繁華街なども無いため犯罪発生件数も非常に少なく、2017年度でわざうか36件。

しかもその半数を自転車の盗難といった軽犯罪が占めています。

非常に治安のよい地域と言えます!

約3800世帯、6700人が暮らす地域で子育てファミリーに非常に人気があります。

外国人の居住も年々増えていますが、留学生や研究生といった方々が中心です。

交通路線は東京メトロ南北線、都営三田線が走っており、麻布十番や六本木、永田町など都心へ容易にアクセスする事ができます。

もちろん一人暮らしにもおススメで、その場合の家賃相場は1Rの間取りで7万円から8万円台が平均的な賃貸価格です。

それでは、そんな向丘の治安や住みやすさをさらに詳しくご紹介します。

1. 向丘の治安情報

向丘は学校、お寺などが非常に多い地域です。

非常に治安が良く犯罪件数や犯罪発生率が低いため、安心して住むことができる地域です。

1-1. 犯罪件数

警視庁のHPにある「区市町村の町丁別、罪種別及び手口別認知件数」で調べてみますと、

向丘の平成29年度の犯罪総合計は36件で、重要な犯罪は少なく「自転車盗難」などのものが半数を占めます。

もちろん自転車盗難は気を付けるべきですが、統計数字を他と比較をしてもその犯罪件数は非常に少ないことがわかります。

1-2. 犯罪発生率

犯罪発生率とは、人口に対しどれくらいの犯罪件数があったかを数字で示す数値です。

向丘の場合人口約6,700人に対し36件ですので、平成29年度の犯罪発生率は0.537%です。

この数字は、犯罪発生率が最も低い秋田県とほぼ拮抗する数字であり、向丘が極めて安全な地域であるかを客観的に示す数値となりました。

1-3. 外国人居住数

日総務省が平成29年に発表したデータで日本に住む外国人の数が過去最高になったことが明らかになりました。

この流れは今後も続くことが予想されます。

総務省の調べによると平成28年段階で、文京区の外国人居住数は9174人であり、世帯数は6234であることがわかっています。

理由としては、ほとんどの外国人が単身で住んでいることと文京区には学校が多いということから、留学生や研究生の外国人居住者が多いためかと思われます。

2. 向丘の住みやすさ情報

向丘は住宅街ということもあり、非常に住みやすい地域です。

犯罪も少なく安心して住むことができます。

東京の中心にありながら緑も多く、永住して住む世帯が多いのが特徴的です。

2-1. 住民層

昔から住んでいる世帯、学生の1人暮らしが非常に多い地域です。

最近では子育て環境や教育環境が優れていることから、子育て世代が移り住むことが多くなっています。

2-2. 家賃、物価相場

家賃の相場は、学生向けのアパートなどで7万円代です。

都内でアクセスも良く人気の地域といえるでしょう。

物価相場としても安い印象は受けません。

2-3. 交通アクセス

東京メトロ南北線「東大前駅」と「本駒込駅」が地域にあり、交通の中心になっています。

都内でしたら主要駅までのアクセスが非常に良い場所です。

また都営バスも数多く運航しており、地域全体のアクセスは抜群です。

2-4. 買い物(スーパー)、ショッピング

スーパーでは、東大前駅から歩いてすぐ、「miniピアゴ西片2丁目店」があります。

営業時間 7:00〜24:00 と忙しい方でも利用できる非常にありがたい存在です。

また、「まいばすけっと 文京東大前店」も向丘にあります。

コンビニエンスストアも近隣にあるため、食料品の買い出しに困ることはありません。

ほか、レストランや喫茶店なども充実しています。

喫茶おとら」ではインドやスリランカの美味しい紅茶や自家製ケーキを日替わりで楽しむことができます。

大人の隠れ家レストラン「IL POZZO HORII」ではイタリアン料理が堪能でき、「玻璃家 (ボーリージャー)」という中華レストランの店舗もあります。

昔ながらのパン屋さん「メリージェンヌ」では、文京界隈主催の文の京お菓子コンテストで話題となった「ねこパンチ」というクルミアンパンが非常に評判です。

パンですと「ぱんと洋菓子 オリムピックパン」もあります。

向丘では、日常生活レベルでの買い物に困ることはほぼ無いでしょう。

2-5. 子育て環境

向丘はお寺が多く閑静な住宅街で、子育てファミリーには非常に人気があります。

専西寺の門の横に「子育地蔵」があります。

この地蔵が象徴するように、向丘では子育てをする環境が充実しており、地域をあげて協力する体制があります。

治安とともに重要なのが医療機関の充実度。

その点でもこの地域は恵まれていて、すぐ近くには日本医科大学付属病院があります。

この病院は特に内科では日本屈指の名門として定評があり、がんの研究においても日本の病院を牽引する存在の総合病院です。

先進医療を行う大きい病院が近隣にあるのは、向丘に住む方々にとっては大きい安心感を与えてくれます。

もちろん小児科もありますので、子どもがいる家庭ではお世話になることがあるでしょう。

内科ですと、大橋内科クリニックもあります。

2-6. 教育環境

教育機関には文京学院大学があり、近隣には東京大学があります。

他にも、東京都立向丘高等学校、郁文館高等学校、郁文館グローバル高等学校、郁文館中学校、文京区立第六中学校など教育機関が多く、教育熱心な家庭が多く住む地域です。

また小さい子ども用の施設は保育所まぁむ東大前園や、向丘保育園、文京学院大学文京幼稚園などがあり、小日向台町児童遊園、誠之育成室などの施設もあります。

3. 向丘のおすすめスポット

向丘には、お寺が多いのが特徴といえます。

春には駒込駅あたりから桜や、お寺巡りをするのがおすすめです。

駒込大観音公園にある観音堂の手前には、樹齢300年の梅の樹があり、6メートルの金色の十一面観音菩薩があります。

これは「駒込大観音」で、ガラス越しに参拝することができます。

春の時期以外にも毎年7月の9日、10日はほおずき市が開かれているのでその時期も見どころです。

ほおずき市は屋台が出たり、民芸品も販売されたり、ラテン・ジャズなどの演奏会があったり、地域の人が非常に楽しめるイベントです。

また向丘は、かつて夏目漱石が4年ほど住んでいたことがあり、あの「坊ちゃん」はここ、向丘で執筆されました。

今はその石碑が残るのみですが、日本の誇る文豪に思いをはせることができるのも向丘という地域の特徴です。

石碑裏手の壁に、なぜか猫のオブジェがあるのが非常に微笑ましいです。

ぜひ見に行ってください。

日常的な文化活動の中心になるのは、「アカデミー向丘」です。

学習室、和室、音楽室、レクリエーションホールやピアノを使用する設備があり、地域のコミュニティ活動が日々行われています。

積極的に利用したいですね。

4. 向丘に住むならファミリー層と学生さんにおすすめ

4-1. 向丘に住むなら「ファミリー層」におすすめ。

何といっても近隣に東京大学があることが非常に大きいでしょう。

日本の大学を牽引するその存在感、息吹を感じながら子どもは成長する事ができます。

そのため子供自身が教育に対して、非常に高いモチベーションを維持できます。

子ども同士で切磋琢磨していく事が出来るのです。

物価が高いのはややデメリットですが、その見返りはそれ以上に大きいものがあります。

子どもの将来を考え、移住を考える子育て世代には非常におすすめできる地域、それが向丘です。

4-2. 向丘に住むなら「研究熱心」な学生がおすすめ

東京大学などに通う学生で、寸分を惜しんで勉強・研究したい方にはおすすめです。

交通時間を短縮し、自転車などで通学すれば運動不足・ストレスの解消に効果があります。

向丘は緑が多いため、気分転換をするには非常に良い環境があります。

物価が高いのが難点ですが、Time is money.です。

時間短縮は研究熱心な学生にはお金以上の価値があるでしょう。

大学の近くに自分だけのプライベート空間があるのは大きいメリットです。

5. 向丘の治安・住みやすさ情報まとめ

向丘は東京の住宅街でも緑が多く、治安が非常に良いため安心して住むことができます。

都内までの主要駅のアクセスの良さや、上野や東京ドームなども徒歩圏内にあり、非常にアクティブに活動することができる地域です。

子持ち世帯や研究熱心な学生には非常に良い環境が揃っている地域、それが向丘なのです。

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