東京都北区の小学校では、原則として、住所により指定された学校(指定校)に入学することが定められています。

以前は学校を選んで越境をする学童が多かったのですが、数年前より基準が厳しくなっています。

しかし特別な事情がある場合、北区外から北区内の学校への入学や、区内での通学区域外への入学が認められています。

これらの申請手続きはどのように行うのか、また基準はどのようになっているのかについてまとめました。

さらに、北区で評判のよい小学校をはじめ、すべての公立小学校についてご紹介します。

1. 北区の小学校に越境入学する方法

まず、北区外に住所があり、北区内の小学校に通学したい場合(区域外入学)についてです。

北区ホームページ(※1)によると、区域外入学の許可基準は以下のとおりです。

  •  身体的理由で、通学条件や学校環境を配慮する必要があるとき、または、通院先の最寄りの学校に通学する必要があるとき
  •  区内への引っ越しが決まっていて、あらかじめ引っ越し先の指定校に通うことが望ましいとき、または、区外に引っ越した後も、もとの学校に通学したいとき
  •  兄弟姉妹が在学している学校に通学したいとき、または、保護者の就労等が理由で下校後の帰宅先が自宅と異なり、その最寄りの学校に通学することがやむを得ないとき
  •  その他、特別な事情があると認められるとき

申請手続きは、北区役所滝野川分庁舎にある北区教育委員会学校支援課学事係で行います。

住民票および各種添付書類と印鑑が必要です。

必要書類は事由によって異なるので、詳しくはホームページを参照してください。

また、不明な点があれば事前に教育委員会に問い合わせることをおすすめします。

申請しても認められない場合があることと、教室等が不足しているため受け入れを制限している学校がいくつかあることに対して、注意が必要です。

この制限は、区内での越境よりも、区外からの越境のほうが厳しくなっています。

2. 北区の学校選択制度

以前は越境する小学生がとても多かった北区ですが、許可基準が見直された平成22年度以降、学校を選んで越境入学をすることはより難しくなりました。

しかし、特別な事情があって指定校変更を希望する場合は、教育委員会に相談・申請することができます。許可基準は以下の通りです。

  •  身体的理由で、通学条件や学校環境を配慮する必要があるとき、または、通院先の最寄りの学校に通学する必要があるとき
  •  指定校への通学が、安全面において支障があると認められるとき
  •  区内での引っ越しが決まっていて、あらかじめ引っ越し先の指定校に通うことが望ましいとき、または、通学区域外に引っ越した後も、もとの学校に通学したいとき
  •  兄弟姉妹が在学している学校に通学したいとき、または、保護者の就労等が理由で下校後の帰宅先が自宅と異なり、その最寄りの学校に通学することがやむを得ないとき
  •  いじめや不登校などのため、教育的配慮が特に必要なとき
  •  その他特別な事情があると認められるとき

申請手続きについては前項とほぼ同じで、教育委員会の学校支援課学事係で行います。

印鑑と、事由によって異なる各種添付書類が必要です。

添付書類の詳細は区のホームページを参照し、不明な点は教育委員会に問い合わせることをおすすめします。

3. 北区で有名な小学校

3-1.滝野川小学校

伝統のある小学校で、高所得層の多い閑静な住宅街にあります。教育レベルが高く、中学受験をする児童が多いです。越境が多かったことでよく知られています。

国際交流や新聞を用いた教育などにも力を入れています。

3-2.赤羽小学校

近年注目されている赤羽の商店街の中にある小学校です。教育指針や理念がしっかりしており、保護者も教育熱心で結束が固く、中学受験率も高いことで知られています。マーチングバンドに力を入れています。

3-3.赤羽台西小学校

公務員住宅や団地に囲まれた高台にある小学校です。

北区より「コミュニティ・スクール」の指定を受けていて、地域とのつながりが強く、教育指針もしっかりしていると評判がよいです。保護者の教育への関心も強いです。

4. 北区の小学校一覧

王子小学校

王子第一小学校

王子第二小学校

王子第三小学校

王子第五小学校

荒川小学校

豊川小学校

堀船小学校

柳田小学校

東十条小学校

十条台小学校

としま若葉小学校

赤羽小学校

岩淵小学校

なでしこ小学校

第四岩淵小学校

梅木小学校

神谷小学校

稲田小学校

桐ケ丘郷小学校

袋小学校

八幡小学校

浮間小学校

西浮間小学校

赤羽台西小学校

西が丘小学校

滝野川小学校

滝野川第二小学校

滝野川第三小学校

滝野川第四小学校

滝野川第五小学校

西ケ原小学校

谷端小学校

田端小学校

滝野川もみじ小学校

高齢化率の高い北区では、1学年1~2学級の小規模な学校がいくつかあります。

最も児童数が少ないのは八幡小学校で、各学年の児童数は10名~25名、全校では100名ほどです(平成29年度データより)。その他、王子第二小学校、荒川小学校、柳田小学校、谷端小学校も小規模です。

滝野川第六小学校と紅葉小学校が統合されてできた滝野川もみじ小学校など、これまででいくつかの小学校で統合が行われてきています。

他の小学校でも、適正配置について協議が行われているところがあるので、要チェックです。

一方で、規模の大きい学校もあります。

全校で700名ほど(平成29年度データより)の児童数を誇る王子第一小学校を筆頭に、赤羽小学校、浮間小学校、西浮間小学校も各学年3~4学級のマンモス校です。

特色のある小学校としては、例えば、王子小学校は、小中一貫教育のモデルとされている学校で、制服があります。

また、十条台小学校には、天井がガラス張りで開閉式になっている温水プールがあり、水泳の授業が充実しています。

各小学校にホームページがあり、特色などが載っている小学校もあるので参考になります。また、北区では区立幼稚園、小学校、中学校間の連携が盛んですので、通学区域内の幼稚園や中学校の情報も要チェックです。

5. まとめ

東京都北区の公立小学校での越境は、以前より基準が厳しくなっています。

特別な事情により区外から越境する場合と区内で越境する場合の、許可基準と必要な手続きについてまとめました。

以前は越境が盛んだったこともあり、人気校がいくつかあることがわかりました。

また、児童数の少ない小学校や多い小学校にも、メリット・デメリットや好みがあると思います。ぜひ参考にしてくださいね。

 

参考URL:いずれも北区ホームページより

http://www.city.kita.tokyo.jp/gakkoshien/kosodate/shogakko/shugaku/shiteko.html

(指定校変更と区域外就学)(※1)

http://www.city.kita.tokyo.jp/gakkoshien/kosodate/shogakko/gakkojoho/kuritsu/index.html

(区立小学校一覧)

http://www.city.kita.tokyo.jp/gakkoshien/kosodate/shogakko/gakkojoho/gakkyu/index.html

(区立小学校の児童数と学級数)

https://www.city.kita.tokyo.jp/g-tekihai/kosodate/kyoiku/tekisehaichi/zyuuzyousub/zyuujouhujimisfb.html

(小学校の適正配置)

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