誠之小学校

東京都文京区は、東京大学などの有名大学が集中する地域で、「文教区」として知られています。

ここでは、文京区の人気公立小学校である「3S1K」への学区外からの越境入学の方法やメリット、デメリットついて、各学校の特色やその他の文京区内の小学校について紹介いたします。

1. 文京区の小学校に越境入学する方法

文京区は、東京大学、お茶の水女子大学、順天堂大学などをはじめ、名門大学が集中する地域です。

そして文京区域内の小学校も大変な人気があり、進学率も23区の中では上位に入っています。

文京区の小学校には「3S1K」と呼ばれる、学力レベルが高く、有名大学へ進学する人を多く輩出している有名小学校があります。

3Sとは、

  • 誠之小学校(せいししょうがっこう)
  • 昭和小学校(しょうわしょうがっこう)
  • 千駄木小学校(せんだぎしょうがっこう)

のことを指し、1Kは

  • 窪町小学校(くぼまちしょうがっこう)

のことを指しています。

これら4校の小学校は公立小学校のため、基本的には学区内に住んでいる家庭の子供しか入学することはできません。

しかし、どの学校も教育レベルが高いため、教育熱心な家庭では学区外でも何とか入学させたいという強いニーズがあります。

では、学区外の家庭の子供が文京区内の小学校に通うためには、どのような方法があるでしょうか。

1-1. 親族が文京区内にいる場合

もし文京区内に親戚や親しい間柄の人がいる場合、子供の住民票を文京区内の親戚宅の住所に移せば、学区内に住んでいるとみなされ、入学することが可能になります。

もちろん、住所により通える小学校が異なるので注意してください。

ただし、受け入れる世帯に負担がかかること、仮に書類上だけ取り繕って実際には学区外の自宅から通う場合は、子供の通学に大きな負担がかかることが予想されます。

また登下校にも時間がかかるので、友達と放課後にコミュニケーションを取ることが難しく、子供の環境としてはマイナス要因が多いと言えるでしょう。

この方法を取ると学校教育の環境は整いますが、子供が育っていく環境についての負担が予想されるため、慎重な判断が必要になるでしょう。

お子様のメンタル面、親族の環境を見極めて行ってください。

1-2. 文京区のその小学校区域に引越しをする!

学区域内に引越しをする、というのがもう1つの方法です。

引越し等の準備、様々な手続きで最初は手間がかかりますが、子供の環境を考慮すると最善の選択です。

文京区内のコミュニティでは父兄だけでなく、学校側からも活発な進学に関する情報交換がなされていますから、親御さんにとっても前向きな環境の変化になると思われます。

文京区はとても教育熱心な地域なので、志を維持し続けられる環境が素晴らしく、越境ではなく引越しをおすすめします。

周辺には大学病院や有名大学が多いため、教授や医師が住んでいることがとても多いのです。

そのような方々はレベルも高く、良いお手本となる大人達ですので、何も考えず安心して街を歩くことができるのも文京区の特徴です。

また、地域一丸となって放置自転車の取締りをしたり、みどりのおじさんを進んで行ってくれているのも文京区ならではです。

2. 文京区の学校選択制度

文京区には、平成15年に導入された区立学校選択制度があります。

これは小学校から中学校に進学する際、自分の住んでいる学区の中学校以外にも通うことができるという制度です。

そのため文京区の有名小学校から、さらに学区外の有名中学に進学するという図式が出来上がっています。

注意点としては、各中学校では定員枠が決まっているので、人気のある中学校は抽選となることです。

文京区のように学校選択制が導入されている区域では、子供に合った教育方針の中学校へ進学できるというメリットがあります。

通常は公立校の場合は、住んでいる区域に応じた進学先となります。

しかし、自由選択制であれば地域に制限されず、子供の個性や家庭の教育方針に合った中学校へ進学させることが可能になります。

このような制度が利用できることも、文京区の小学校が人気の理由と考えられるでしょう。

3. 文京区で有名な小学校

前述のとおり文京区には、3S1Kと呼ばれる文京区の超有名小学校4校があります。

それぞれの小学校には特徴がありますのでご紹介します。

3-1. 誠之小学校(せいししょうがっこう)

誠之小学校

平成30年現在で、開校143年周年の伝統校です。

この学校は戦前から有力者の子息が学区を超えて集まり、多くの人がエリートコースに進んだという歴史があります。

特徴

学区域外からの越境通学児童が多いのも特徴です。

それだけで誠之小学校の人気の高さがうかがえます。

グローバル社会に対応する人材を育成する観点から英語教育にも力を入れ、1年生から英語の授業があります。

課外授業なども多く、現在では文部科学省より学力向上フロンティアスクールにも指定されています。

誠之小学校へようこそ - 文京区教育センター

3-2. 昭和小学校(しょうわしょうがっこう)

昭和小学校

昭和小学校は交通の利便性が高く、校舎も新しいことからも人気の小学校です。

昭和4年に開校した歴史の古い学校ですが、現在は平成9年に新しく建てられた近代的な校舎に生まれ変わっています。

特徴

校内はフリースペースもあり、整った綺麗な校舎で伸び伸び勉強できるということで、保護者からも人気があります。

JR駒込駅から近く、通学路も明るく人通りが多く安心でき、六義園が近いのも魅力と言えます。

読書の奨励など感受性の養成にも力を入れており、保護者からの高い評価を受けています。

3-3. 千駄木小学校(せんだぎしょうがっこう)

千駄木小学校

明治42年に木造2階建て・教室数14の校舎が完成し、千駄木尋常小学校として開校しています。

文京区の中で比較すると、規模が大きく在校生は600名以上となっています。

2019年で開校110周年を迎える伝統ある小学校です。

特徴

運動会、学芸会、音楽会、展示会などの行事が充実しており、特に同校のジュニアオーケストラはとても有名です。

数学等の理数教育に力を入れており、学力別で少人数にクラス分け授業を実施して、きめ細やかな指導をしています。

千駄木小学校 Web ページ - 文京区教育センター

3-4. 窪町小学校(くぼまちしょうがっこう)

文京区立窪町小学校は、東京都文京区大塚3丁目にある公立小学校です。

歴史は古く、大正15年に開校しています。

関東大震災による震災復興小学校で、平成18年度には5階建の新校舎に建て替えられ、近代的な校舎となっています。

特徴

校舎のセキュリティが充実しているため、保護者から人気があります。

屋内プールが設備されており、水泳を含むスポーツにも力を入れているのが特徴です。

通学路に関しては比較的交通量も少なく、最寄駅から徒歩5分という交通の便の良さも魅力と言えるでしょう。

参考①:https://www.minkou.jp/primary/school/review/30078/

参考②:https://ja.wikipedia.org/wiki/文京区立窪町小学校

4. 文京区の小学校一覧

礫川小学校

明治6年3月に、第一大学区第四中学区第三番小学礫川として開校しています。

日本で初のプール設置、難聴者学級の設置などの取り組みで知られています。

柳町小学校

明治34年に小石川第一尋常小学校として開校しています。

「心をみがき体をきたえる子供」「自ら考えやりぬく子供 」「認めあい高めあう子供」を教育目標に掲げています。

指ケ谷小学校

大正4年に東京市指ヶ谷尋常小学校として開校しており、平成27年には開校100周年を迎えています。

林町小学校

明治43年に東京市林町尋常小学校として開校しており、「文の京」学ぶ力レベルアップ推進校(※)に指定されています。

※「文の京」学ぶ力レベルアップ推進校の取り組み
児童・生徒の学力向上を図る企画を募り、採択された企画を提案した学校に予算を配分することにより、学校独自の特色ある実践的な取組を促し、児童・生徒一人ひとりの学ぶ力のレベルアップを図る。

明化小学校

明治7年公立明化小学校(第一大学区第四中学区第七番小学、明化学校)として開校し、平成26年には開校140周年を迎えました。

青柳小学校

青柳小学校は今年度103周年を迎える伝統校です。

関口台町小学校

大正15年に開校しており、文部科学省学力向上支援事業指定校として放課後「わくわく算数教室」を開設して取り組んでいます。

小日向台町小学校

明治37年4月、東京市立小石川第二尋常小学校として開校しています。

金富小学校

明治41年に開校しており、現在は約430名の生徒が在籍しています。

窪町小学校

大正15年開校で、文京区有名小学校である3S1Kの1校です。

現在は742名の生徒が在籍しており、近代的な校舎が特徴です。

大塚小学校

大正9年に前身校である東京市立大塚尋常小学校が創立し、その後文京区立大塚小学校としては昭和29年に開校しています。

少人数制の授業などを採用しており、きめ細かな教育をしていると保護者からの評価を得ている学校です。

湯島小学校

文部省の管理で明治4年に開校しています。

平成28年には開校145周年を迎えており、東京都「情報モラル推進校」研究指定校となっています。

誠之小学校

3S1Kの人気校の1つで、古くから有名大学への進学者が多いことで有名です。

平成30年現在で開校143年周年の伝統校です。

根津小学校

明治30年開校。平成29年には創立120周年を迎えています。

千駄木小学校

3S1Kの1校で、明治42年に千駄木尋常小学校として開校しています。

同区の他の学校よりも規模が大きく、在校生は600名以上となっています。

汐見小学校

昨今保護者から評価が高い学校として注目されています。

セキュリティ面での対策や、大学の先生を招いての特別授業などの取り組みが評価されています。

昭和小学校

3S1Kの1校の昭和小学校は、交通の利便性が高く、校舎も新しいことから人気の学校です。

駒本小学校

明治9年に、前身である東京市駒本尋常小学校として開校しています。

文京区研究協力校指定校にもなっています。

駕籠町小学校

大正11年に東京市駕籠町尋常小学校として開校しています。

文京区外国語活動実践研究モデル校となっています。

本郷小学校

平成10年に、旧真砂小学校と旧元町小学校の統合によりできた小学校です。

日本の伝統・文化の良さを発信する能力・態度の育成事業指定校となっています。

参考①:www.city.bunkyo.lg.jp/kyoiku/kyoiku/gakko/campus/shisetu/_1009.html

こちらの一覧リストより記載。小学校の情報は、リンク先の各小学校の公式HPより抜粋。

5. まとめ

3S1Kを筆頭に、文京区の公立小学校は教育に熱心であり伝統校が多いですね。

そのため文京区は、子供の学習環境が整っている魅力的な地域といえます。

教育環境が整った地域で子供が集中して勉学に励み、自分の目標である進路に進むためには、文京区内に引越して環境を整えてあげるのが理想的と言えるでしょう。

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