引っ越したあとも、お子さんをもともと通っていた小学校に通わせたい、または、これから引っ越す予定の地域にある小学校に通わせたい、などの場合、どうすればよいのでしょうか。

また、荒川区の公立小学校では、学校選択制度が取り入れられています。

今回は、荒川区の小学校に区外から通う際の手続きについてまとめました。

学校選択の流れや注意点について、荒川区の小学校、有名な小学校を紹介しています。

1. 荒川区の小学校に越境入学する方法

特別な事情があって、荒川区外から荒川区立小学校に入学したいときは、「区域外就学」という扱いになり、教育委員会での手続きが必要です。

このとき、注意する点がいくつかあります。

  •  通学の経路と方法を明確にし、通学の安全を保護者が確保できることが条件
  •  原則として、学校選択制限校や抽選実施校(次項参照)には区域外通学はできない
  •  申請内容、申請理由、証明書類に虚偽があった場合には区域外就学は取り消しとなる
  •  区外へ転出する場合は、原則として転校となるが、最終学年である場合などは、そのまま区内の小学校に通学できる場合がある

申請手続きは、荒川区役所の教育委員会学務課で行います。

手続きの際、世帯全員の記載のある住民票の写しが必要です。

その他にも、証明書類が必要になることがありますので、事前に学務課学事第一係に問い合わせることをおすすめします。

特に、区外へ転出する場合の区域外就学については、荒川区では基準がやや厳しくなっているので、事前に問い合わせましょう。

申請手続きは、住民票異動後に行います。

2. 荒川区の学校選択制度

東京23区の中には、学校選択ができる区とそうでない区があります。

荒川区立小学校では、平成15年度より学校選択制度を実施しています。

当初は自由選択制でしたが、平成26年度以降は隣接区域選択制に変更されました。

隣接区域選択制とは、通学区域の学校とそれに隣接している学校が選択可能校として指定されており、その中から選択することができるという制度です。

平成25年度までに入学した兄弟が在籍している場合や、教育委員会が特に必要と認めた場合は、選択可能校以外の学校を希望することができます。

なお、汐入小学校と汐入東小学校は、人口流入区域にあって児童数が多いため、学校選択制限校に指定されています。

入学までの流れは以下の通りです。

  •  入学する前年の秋に送られてくる希望校申込書に希望校を記入し提出する
  •  通学区域の学校を希望した場合、全員が希望校に入学できる
  •  受け入れ可能人数を超える申し込みがあった場合は、通学区域外の希望者で公開抽選を行う(兄弟在学の場合も優先はされない)
  •  当選すれば希望校への入学が決定し、当選しなかった場合は、補欠として登録し、入学辞退者 が出た場合に繰り上げとなるのを待つことができる
  •  期日までに繰り上げとならない場合は、通学区域の学校に入学となる

この手続きを経て、入学が決定した小学校が「指定校」となります。

特別な事情があり、この指定校以外の小学校への通学を希望する場合は、教育委員会に申請をすることが必要です。

特に区内で転居する場合に関しては、荒川区では原則としてもとの学校に継続して通学することになっています。

しかし、理由があって転校を希望する場合は、申請により転校できる場合があります。

3. 荒川区で有名な小学校

3-1.赤土小学校

日暮里・舎人ライナーの駅名にもなっている赤土小学校は、全国的にもめずらしく図書館が3つもある小学校です。

荒川区における学校図書館研究の指定校になっています。

通学区域外から通学する児童も多い人気校です。

3-2.尾久小学校

校風や教育指針がしっかりしており、評判のよい小学校です。

荒川区の教育研究校に指定されており、タブレットPCや電子黒板を利用した学習に力を入れています。

この取り組みに対してテレビや新聞の取材も入り、全国的にも知られています。

3-3.第六瑞光小学校

荒川区で最も規模が小さく、金管マーチングバンドに力を入れている特色ある小学校です。

金管マーチングバンドには児童全員が参加し、夏休みにも練習に励み、大会にも毎年出場しています。

4. 荒川区の小学校一覧

<瑞光小学校>

各学年2~3学級で、近隣では規模が大きめの伝統校です。

校庭は芝生でできています。

<第二瑞光小学校>

古くからある小規模校で、各学年1~2学級です。

<第三瑞光小学校>

伝統校ですが、人口増加に伴い、児童数が増加傾向にある小学校です。

<汐入小学校>

南千住の再開発地域にある新しい小学校で、児童数が多く、選択制限をしています。

また、特別支援学級があります。

<汐入東小学校>

荒川区で最も新しい小学校です。

各学年4~5クラスのマンモス校で、選択制限校です。

8階建ての校舎には、人工芝の広場にもなるプールもあります。

<第六瑞光小学校>

各学年10名前後で、荒川区内で最も小規模な小学校です。

全校生徒が参加する金管マーチングバンド活動があり、特別支援学級があります。

<峡田小学校>

比較的新しい校舎と舗装された校庭のある小学校です。

各学年2学級ほどの中規模校で、特別支援学級があります。

<第二峡田小学校>

各学年2学級で、都電の走る住宅地にあるこぢんまりした小学校です。

<第三峡田小学校>

各学年1学級の小規模校です。

全校で電車に乗って遠足に行きます。

<第四峡田小学校>

各学年2学級の中規模校です。

校庭は芝生でできています。

<第五峡田小学校>

近隣では規模が大きめで、各学年2~3学級です。

<第七峡田小学校>

荒川区内で最も広い小学校で、畑やビオトープなど自然教育が充実しています。

各学年2学級の中規模校です。

<第九峡田小学校>

町屋駅のすぐ近くにある各学年1学級の小規模校です。

校庭は芝生でできています。

<尾久小学校>

伝統校で、各学年2~3学級です。

地域での評価も高く、ICT(情報通信技術)教育に特に力を入れています。

<尾久西小学校>

あらかわ遊園の近くにある中規模校です。

校庭は芝生で広々としており、特別支援学級があります。

<尾久第六小学校>

あらかわ遊園の近くにある中規模校です。

屋上にプールがあります。

<赤土小学校>

図書館教育に力を入れている人気校で、学級数は各学年2~3学級です。

<大門小学校>

町屋駅から少し離れた住宅街にある、各学年1学級の小規模校です。

特別支援学級があります。

<尾久宮前小学校>

西尾久地域にある伝統ある中規模校です。

環境教育や食育に力を入れています。

<第一日暮里小学校>

日暮里駅近くの伝統校で、各学年1学級の小規模校です。

<第二日暮里小学校>

日暮里繊維街にある小規模校です。

<第三日暮里小学校>

近隣では比較的規模の大きい小学校で、各学年2~3学級です。

<第六日暮里小学校>

西日暮里の住宅地にある、伝統ある小規模校です。

<ひぐらし小学校>

比較的新しい小学校で、中規模ですが児童数は増加傾向にあります。

荒川区ではすべての小学校に放課後こども教室(にこにこすくーる)が設置されています。

また、すべての小学校でICT教育や英語教育に力を入れています。

学校選択制を取り入れていることもあって、各学校のホームページが特色に富んでいて情報量が多く、参考になります。

学校公開も行われているので、足を運んでみることをおすすめします。

なお、荒川区では中学校も選択制になっています。

5. まとめ

荒川区外から荒川区立小学校に通いたい場合の手続きと、荒川区立小学校の学校選択制度についてまとめました。

また、人気の小学校をピックアップし、すべての小学校の一覧を載せました。

荒川区では学校選択制を取り入れていることもあり、特色のある小学校が多いです。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

参考URL:

https://www.city.arakawa.tokyo.jp/kosodate-kyoiku/kyoiku/kuritsu/siteihenko-kuikigai.html

(区域外就学と指定校変更)

https://www.city.arakawa.tokyo.jp/kosodate-kyoiku/kyoiku/gakkosentaku/index.html

(学校選択制度)

https://www.city.arakawa.tokyo.jp/kosodate-kyoiku/kyoiku/kuritsu/tennyugaku.html

(転入学手続き)

https://www.city.arakawa.tokyo.jp/kosodate-kyoiku/kyoiku/shogakko/ichiran.html

(区立小学校一覧)

https://www.city.arakawa.tokyo.jp/kosodate-kyoiku/kyoiku/shogakko/gakkyusu/290501_jidou.html

(区立小学校児童数)

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