2LDK賃貸(マンション・アパート)の探し方【千代田区編】

千代田区は東京23区のほぼ中央に位置し、その中心地には皇居があり、皇居を囲むように各エリアが並んでいます。

千代田区は、江戸時代より徳川幕府が置かれていた政治の中心的な場所でしたが、現在も丸の内や大手町、日比谷周辺には大手企業や全国紙の新聞社など、巨大企業の本社が集結しています。

また永田町や霞が関には、国会議事堂や総理大臣官邸の他、各省庁など日本の中枢機関が集まっており、千代田区は日本の政治経済の中心地ともいわれています。

そんなオフィス街として有名な千代田区ですが、実際に住む場合の事情はどのようになっているのでしょうか。

今回は、そんな千代田区で2LDKの賃貸物件を探す際に役立つ情報をまとめたので、参考にしてみてください。

1. 2LDKの賃貸マンション・アパートの家賃相場【千代田区編】

千代田区は、皇居の周りを囲むように7つの地域が存在しています。

それぞれの地域ごとに、2LDKの家賃相場について見ていきましょう。

まずは、日本の政治経済の中心地とされる大手町・丸の内・有楽町・永田町地域ですが、こちらにはほとんど賃貸物件がありません。

最寄り駅として、該当エリアの駅を利用できる賃貸物件は複数ありますが、物件の所在地がこの当地域になっているケースは少なく、家賃も高額な傾向にあります。

周辺地域から当エリアが最寄り駅として使える物件は、16万円程度から出ていますが、25万円前後の物件数が多くなっています。

また、当地域に所在地がある物件は、家賃70万円以上の高級マンションとなり、戸数も非常に少なくなっています。

次に大手町・丸の内・有楽町・永田町地域の隣にある神田公園地域と番町地域についてですが、こちらは大手町や丸の内などへのアクセスも非常に良くなっているため、やはり家賃相場は高くなっています。

番町は一番町から六番町まであり、中流層から上流層の住居が見られます。

家賃は18万円程度から出ていますが、高いものでは100万円以上もする物件があります。

おおむね20万円台後半~30万円台前半の物件が多く見られます。

次に、番町地区と神保町地区との間にはさまれた富士見地区ですが、こちらは皇居をはさんで大手町や永田町とは反対側に位置しているものの、18万円台から70万円以上と、比較的高い家賃の物件も結構あります。

大学などがあるためか、1人暮らし向け用の部屋数が少ない物件は数が充実していますが、2LDKの物件数は少ない傾向にあります。

最後に、千代田区の中でも面積の小さい万世橋地域と泉橋地域ですが、家賃は12~70万円程度で出ています。

物件が多いのは、20万円半ばから後半となっています。

2. 千代田区で最適な2LDKの部屋を見つけるためのポイント

東京都の他の区と比べると、比較的家賃相場が高めの傾向がある千代田区ですが、どのようなポイントを見ていけばいでしょうか。

2-1. 千代田区の住みやすさ

政治経済の中心地と言われる千代田区での、交通の便やお買い物など、生活をする上での利便性をご紹介していきます。

・交通アクセス

千代田区には複数の駅があるとともに、ターミナル駅も多数あるため、乗り入れている路線は多岐にわたります。

特に東京駅には都内で最多の路線が乗り入れており、都内だけでなく他県からも多数の利用者が訪れるターミナル駅となっています。

その他にも、東京メトロは千代田線や丸ノ内線、日比谷線など千代田区の地名を用いた路線が多く存在することを裏付けるように、東京メトロの各線が大手町や永田町など各方面に伸びています。

大手町・丸の内・有楽町・永田町地域以外の地域においても、東京メトロ各線や都営地下鉄、JR中央線や総武線、京葉線などの多数の路線が乗り入れており、どの地域においても交通の便が良いと言えます。

・買い物(スーパー)、ショッピング

千代田区内のスーパー事情についてですが、大手町・丸の内・有楽町・永田町地域には高級スーパーが複数あり、一般的な食品スーパーの数は非常に少なくなっています。

秋葉原などがある神田方面は、比較的スーパーの数が充実していますが、それでも他の区に比べると非常に少なくなっているうえに、小型スーパーが多い傾向にあります。

日常的な食料品を購入することは可能ですが、大型スーパーと比べると品揃えが十分とは言えないかもしれません。

逆にデパートの数が多いため、高級ブランドのショップなども多数あるなど、衣料品や服飾品、贈答品の買い物に困ることはなく、東京駅限定など、この地域限定の商品も多数取り扱いがあります。

帰省する機会が多い人にとっては、重宝する買い物スポットになるのではないでしょうか。

2-2. 千代田区の治安情報

千代田区の面積の半分以上は、皇居や公的機関、オフィス街となっているため、この地域は昼の人口と夜の人口との差が激しくなっています。

オフィス街や繁華街を狙った大きな事件が数年から数十年に1度起きているなど、警察官が多い環境であるにもかかわらず、犯罪率はそんなに低くありません。

オフィス街や店舗が多く、利用者の数も膨大であることから、ささいなことでトラブルになってしまうケースもあるようです。

また、犯罪発生率は住んでいる人口を用いて算出するのですが、他の区に比べて居住者が少ないことで比率が高くなってしまうことも影響していると考えられます。

2-3. 千代田区で住みやすい街

千代田区に住む場合、具体的にどこのエリアが暮らしやすいのでしょうか。

1人暮らしと2人暮らしや同棲・新婚カップルとに分けて、おすすめのエリアをご紹介していきます。

・1人暮らしにおすすめのエリア

1人暮らしにおすすめのエリアは、万世橋地域です。

万世橋地域にある東京メトロ末広町駅周辺が、特におすすめのエリアとなっています。

千代田区は、日常の食品や日用品を購入しようとした際に、高級スーパー以外の選択肢がない地域も多いのですが、末広町駅周辺には24時間営業のスーパーやディスカウントストアもあるため、お買い物に不自由することはないでしょう。

末広駅の東側は、秋葉原があるため大型商業施設が多数あり、お買い物にも大変便利な環境になっています。

西側は、大きな公園があるなど落ち着いた街並みで、治安が比較的良い地域と言われており、1人暮らしの場合には西側の物件がおすすめです。

家賃相場も千代田区の他の地域に比べ、1人暮らしでも払いやすい金額になっている点も魅力的ですね。

・2人暮らし、同棲・新婚におすすめのエリア

2人暮らしや同棲・新婚カップルにおすすめのエリアは、神田公園地域です。

神田駅周辺や都営新宿線の小川町駅周辺がおすすめです。

神田駅周辺は、東京駅と秋葉原駅の間に位置しており、オフィス街のイメージが強いかもしれませんが、毎日の生活に必要な食料品や日用品を扱うスーパーやドラッグストアが複数店あるため、お買い物に困ることはありません。

また交通利便性も良く、東京駅や岩本町駅までは徒歩で行くことも可能です。

お互いの通勤に際しても、便利な環境を作ることが可能ではないでしょうか。

さらに小学校なども駅の近くにあるため、将来子供が増えた場合にも安心です。

千代田区は、23区の中でも子育て世代の増加率が高い区となっていますが、その背景には福祉に力を入れている区の働きが影響しているとされています。

待機児童の対策にも積極的で、さらに路上喫煙もいち早く条例で禁止するなど、保健事業が盛んな地域のため、長く住むことを考えた際にも安心ですよ。

3. 千代田区で2LDK賃貸を探す方法まとめ

千代田区は、オフィス街が多く、住む街というイメージがないかと思いますが、交通の便の良さはどこにも負けないものがあります。

全体的に家賃相場は高めになるため、しっかりとした計画が必要になりますが、地域ごとの特徴を見ながら、自分に合った物件を探してみてください