
東京都の中でも千葉県に隣接した江戸川区は、都内でも静かな住みやすい地区として人気のエリアです。
どこへ移動するにも便利である江戸川区で、2LDK賃貸のマンションやアパートを探そうと思っている方のために家賃相場や気になる江戸川区の治安についてをご紹介します。
1. 2LDKの賃貸マンション・アパートの家賃相場【江戸川区編】
千葉県に隣接している江戸川区は、23区の中でも家賃相場が3番目に低い区になります。
江戸川区の家賃相場について見ていきましょう。
江戸川区の2LDK賃貸マンション・アパートの家賃相場…12.12万円
<例1>賃貸マンション2LDK 家賃8万円/築30年/東京メトロ東西線 西葛西駅 徒歩10分
<例2>賃貸マンション2LDK家賃13.1万円/新築物件/都営新宿線 瑞江駅 徒歩7分
<例3>賃貸アパート2LDK家賃10万円/新築物件/京成本線 江戸川駅 徒歩9分
最近は敷金や礼金がない物件も多く、ちょうど良い物件が見つかれば手軽に引越しをできるようになっているお部屋も多くあります。
「子どもが小学校に入るタイミングで江戸川区に引越ししたいな」と思う若い夫婦もおり、江戸川区は全体的に住みやすい町というイメージです。
2. 江戸川区で最適な2LDKの部屋を見つけるためのポイント
それでは、江戸川区で最適な2LDKの間取りのお部屋を見つけるためのポイントをいくつかご紹介します。
2-1. 江戸川区の住みやすさ
江戸川区は東京23区のうちの1つで、人口69.49万人(2018年3月調べ)の街です。
江戸川区は区民の平均年齢が41.4歳と23区で一番若いという特徴があります。
この数字には、特に子どもの多さも反映されているのです。
江戸川区には高齢者が多いですが、近年住みやすさから若い夫婦が引越ししてくることもあり、子どもの人口も多いです。
23区内ではもっとも平均年齢が若く、合計特殊出生率も23区では一番多いという「子育てファミリーが集まっている区」と言えるでしょう。
川に囲まれた町、江戸川区
江戸川区と言えば、都内東部のウォーターフロント地区というイメージを持っている人も多いでしょう。
江戸川区は下町を代表する区の1つであり、「水の町」とも呼ばれています。
「海抜ゼロメートル地帯」と言われることもあり、川の氾濫や洪水によるリスクの高さも口にされることは多いのですが、そのデメリットを跳ね返すほどの人気ポイントも多いのです。
保育園対策も手厚い
子育て世代が集まりやすいように、自治体による手厚い子育て支援も大きな魅力の1つです。
保育園の待機児童の数は国単位で問題視されていますが、子育て支援に力を入れている江戸川区は年々保育所を増やし、待機児童対策を積極的に行っています。
保育園を増やす、建て替えて受け入れ児童を増やすなどの対策のほか、小規模保育事業所の立ち上げなど、子育てに対する町の取り組みをしています。
自治体が医療費を負担
また江戸川区では、子どもの医療費も基本的に自治体が負担してくれます。
社会保険や国民健康保険に加入している家庭の中学3年生までの子どもは、保険診療の自己負担分を江戸川区が負担します。
病院や薬局の窓口に医療証を提示することにより、無料で診察を受けることができ、薬を処方してもらえます。
保護者の所得による支給制限はなく、対象となる子どもは全員助成を受けられます。
ウォーターフロントエリアの住宅
また若い世代でも手が届きやすい住宅開発を進め、ウォーターフロントエリアの住宅地がリーズナブルな価格帯で住宅を販売したため、江戸川区に子育て世代の若い夫婦が集まったのです。
交通アクセス
江戸川区は駅周辺の生活環境も整っており、とても住みやすい街です。
都心部までは直通で行くことが出来る駅も多いのですが、1路線のみ利用可能な駅も多く、通勤路線外の人には不便に感じることもあるかもしれません。
そして、江戸川区を通る路線で混雑率が高い「中央総武線」「東西線」があり、これ以外の駅の選択肢がない場合は通勤に多少の覚悟が必要になります。
間を通る新宿線もやはり混んでいますので、日々の通勤を考慮に入れて引越し地域を選んでいただけると良いかと思います。
また、ディズニーランドまで近いことも、江戸川区が人気のポイントです。
少し高めのマンションですとどこからでもディズニーランドの花火が見えます。
あ、20:30になったんだな、という日常の合図になりますよ。
買い物(スーパー)、ショッピング
江戸川区には、食料品や日用品を買うためのお店はたくさんあるので、日常の買い物に不自由することはありません。
激安スーパーもあり休日は家族連れで賑わっています。
2-2. 江戸川区の治安情報
江戸川区は23区の中でも比較的治安は良い方です。
ただし自転車の盗難が多いことで有名ですので、自転車のダブルロックなど防犯管理はきちんとしておきましょう。
2-3. 江戸川区で住みやすい街
子育て世代に優しい江戸川区ですが、江戸川区の中でも特に住みやすいおすすめの街を紹介します。
・一人暮らしにおすすめのエリア
江戸川区で1人暮らしにオススメのエリアは「瑞江」です。
低層階の小規模なマンションやビルが多く、家賃が他の区より安めなのも嬉しいところです。
「瑞江」はきちんと区画された閑静な住宅街なので治安も良く、1人暮らしの人でも住みやすさは抜群です。
1人暮らしの人向けの物件も豊富にあるため、自分の希望する予算に応じたアパートを探すのには困らないエリアでしょう。
家賃の相場は1Rで5.5万円、1Kで6.5万円、1DKで7.6万円、1LDKで10万円という感じです。
南口方面には繁華街もないため、静かな環境で落ち着いた暮らしができるでしょう。
・二人暮らし、同棲・新婚におすすめのエリア
江戸川区の中でも、2人暮らしや同棲・新婚カップルにオススメのエリアは「西葛西」です。
「西葛西」はマンションが多く、若い夫婦や子育て世代の人たちで賑わっているため、いずれ結婚することを意識しているカップルや新婚さんにはとても住みやすい街です。
都内の中でも家賃が安く、スーパーや飲食店も多く、不自由しない街だと言えるでしょう。
東京メトロ東西線が使える「西葛西」駅は、大手町駅まで1本で行ける便利さがあります。
他にも「西葛西」駅から新宿駅までは34分、渋谷駅までは34分、池袋駅までは36分、東京駅までは24分という各所へのアクセスの良さも人気です。
家賃の相場は1Rで5.5万円、1Kで6.5万円、1DKで7.6万円、1LDKで10万円という感じです。
・スーパーも多いから買い物に便利
また「西葛西」周辺はスーパーも多く、買い物がしやすいことも人気のポイントです。
通常のスーパーだけでなく大型スーパーもありますので、遅い時間の買い物の時も安心して出かけられます。
主なスーパーは、マルエツ(24時間営業)・ワイズマート・フジマートなどがあります。
小売店も激安店が揃っていて、普段の買い物はもちろん、ちょっとした必要なものは全て揃うようになっています。
・子育てしやすい環境
江戸川区は広々とした行船公園があり、子育てしやすい環境が整っています。
春先などは、公園内には家族連れがのんびりしてくつろいでいる風景をよく見かけます。
・魅力は家賃の安さ
江戸川区西葛西には二人で住むのにちょうど良いサイズの物件や、ファミリー向けのマンションまで豊富に揃っています。
家賃の相場はカップル向けの2LDK賃貸マンションで築28年の物件が家賃7万円と破格です。
アパートの場合2LDKや2SDKの間取りで6万円代の物件も多数あります。
ちなみに3LDKでも12万円代の家賃の物件があるなど、江戸川区自体の家賃が全体的に安めになっています。
江戸川区「西葛西」はなぜこのように家賃が安いのかというと、築年数が経っている物件が多いからです。
ですが毎月の家賃の出費を抑えたい人にとってはとてもありがたい物件なので、江戸川区の中でも人気のエリアなのです。
家賃の安さに加えて敷金や礼金なしの物件も多いため、引越しのハードルも低くなっています。
3. 江戸川区で2LDK賃貸を探す方法まとめ
江戸川区で2LDK賃貸のお部屋を探す方法をご紹介しました。
子育てに手厚いサポートがある江戸川区は、若い夫婦からも注目される街です。
・江戸川区は住みやすい
・物価が安い
・江戸川区は都心部やディズニーランドへのアクセスも良好
・江戸川区は23区の中でも家賃が安い
・中学3年生までは、医療費の負担を江戸川区が助成してくれる
江戸川区は子育て世代に手厚いサポートがあるため、ファミリー層にとっては人気の街であり、あらゆる世代の人におすすめのエリアだと言えるでしょう。