菅野美穂は、持ち前の演技力の高さから、実力派女優として高く評価されているが、役作りに対して妥協しない姿勢も持ち味の一つである。
TBSドラマ「恋がしたい 恋がしたい 恋がしたい」では、不器用さと一生懸命な感じを出すために左利きを演じた。
テレビ朝日の「ラスト・プレゼント」では病人を演じるために食事制限をして、痛々しいまでのダイエットを敢行した。
2007年の主演ドラマ『わたしたちの教科書』の際には、実生活で喫煙の経験がなかったにもかかわらず、役作りのため、ドラマの撮影期間のみタバコを吸っていた。
菅野美穂は、この時のエピソードとして「最初はむせ返って、天井が回りました」と笑って話しているが、演技のためだけに、そう簡単にできることではない。
2007年「働きマン」のヒロイン、松方弘子の役作りでは、髪形をまねるために美容院に原作漫画を持ち込み、番組宣伝用の写真撮影のために、原作の表紙に描かれた松方に合わせ、黒かった髪の毛を自発的に茶色に染めている。
このように、菅野美穂の役作りには演技に対する並々ならぬ情熱を感じることができる。
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